ついつい感情的になってしまい、
イライラな子育ての日々が続いてしまう…
そこで読み始めたのが
『マンガでよくわかるアドラー流子育て』
気になっていたアドラー心理学の勇気づけ!
しかし、子育ての前に親である自分をどうにかせねば!
と気付くことができた本です。
アドラーさんの勇気づけで子どもの気持ちを理解し、大切にすることを学ぶことができました!
アドラー心理学で子育ての前に親育て!
アドラー心理学は、大人である私たちにとても参考になる心理学として有名です。
『マンガでよくわかるアドラー流子育て』は、子どもの成長のために必要な心理学だということが分かりました。
しかし、子どもを育てる前に親である自分はどうなのか…。
私が『マンガでよくわかるアドラー流子育て』を読んで、親(自分)育てしなきゃと学んだことをご紹介!
子どもから信頼される9つの聴き方
- じっと聴かずに「なるほど」「それで〜」などとあいづちを打つ
- 子どもの言ったことを繰り返す
- 会話が途切れても少し待ち、「それから?」などと繋がる言葉を投げかける
- 子どもの話の枠の中で、少なめに質問をする
- 子どもの話に途中で口を挟まず、最後まで聴く
- 子どもの気持ちを想像して口に出して聞く
- 自分の意見や考えではなく、気持ちを伝えてみる
- 子どものとの視線や距離を工夫する
- 声の調子や顔の表情に気をつける
これはそのまま大人との会話にも使える聴き方では!?
人間は感情の奴隷ではない
自分が感情的になるかはコントロールができます。
私が子どもを育てるようになって思ったことは「私ってこんなに怒りっぽかったかな?」です。
基本的に感情的に生きてきた私ですが、怒りをこんなにも簡単に出してしまっていたか?
もちろん子どもはなぜ怒られているのかは分かりません。
なので、つい感情に任せて怒ってしまった時はとても後悔してしまいます。
しかし、そんな感情もコントロールができるのです。
そして自分が感情的にイライラしてしまうと子どももイライラ。
物を投げたり叫んだり…反省することは多々あります。
その方法や分かりやすい例なども絵で載っているので参考にしやすいです!
Q&Aより
『マンガでよくわかるアドラー流子育て』では合間合間にQ&Aがあります。
「こんなときどうしたらいい?Q&A」という形で読者の質問に答えてくれています。
その中でとてもためになったものをご紹介♪
Q:勇気づけの言葉すぐに出ないとき、どうしたらいいですか?
A:出なくてもいいので、「ありがたい」という気持ちを持つようにしましょう。
言葉はあとからついてくるもの。言葉だけに注目するのではなく、表情や態度で示しても伝わります伝わります。
引用元:『マンガでよくわかるアドラー流子育て』著_宮本秀明
Q:感情(とくに怒り)のコントロールができないときでも冷静になれるコツを教えてください。
A:怒りは、あなたが子どもを支配しようとしてつくり出しているものです。
あなたの「子どもの〇〇であるべき」という信念が裏切られたときに、あなたは怒りを感じるはずです。
怒りの感情の根底には、不安、心配、悲しみなどの感情が潜んでいます。この感情を一時感情といいます。この一次感情が満たされないときに、怒りという二次感情を使って対応することが多くなります。
怒りを感じたときは、口から言葉を出す前に、この一次感情に沿った言葉を発すれば、簡単に怒りをコントロールできるようになりますよ。
引用元:『マンガでよくわかるアドラー流子育て』著:宮本秀明
この2つ目の答えは本当に目から鱗でした!
私がこれまで感情的になってきたことを振り返ってみるとやはり最終的にはケンカになってしまいます。
しかし、この一次感情と二次感情のことを知ってから自分の感情的な部分を振り返ると
怒りに至ってしまう理由は、分かってもらえない寂しさ、これからのことへの不安などがありました。
寂しさや不安を最初に言葉にしていたらケンカにはならないのかなと思いました。
アドラー心理学の勇気づけとは?
・相手と一緒に喜ぶ
・役に立ってくれた(お手伝いや助けてくれたこと)にお礼を伝える
・努力してきたプロセスに注目する
・相手の存在そのものに感謝する
・褒めたり、激励すること
「もっと褒めてよ」となったり、プレッシャーに感じてしまうとのこと。
・一緒に悲しむこと
共に悲しむことは同情になってしまい、同情された子どもは自分を惨めだと感じてしまう。
勇気づけを実践するときの9カ条
- 子どもの良いところに目を向けよう
- 子どものプロセスを重視しよう
- 不完全さを認めよう
- 比較を避けよう
- 親自身が協調できる存在でいよう
- 信頼関係を築こう
- 過去ではなく、未来に目を向けよう
- 子どもを支え、ともに歩もう
- 対等の友人として言葉をかけよう
気持ちに余裕がないと難しいかもしれませんが、
常に意識しておくだけでも接し方が変わってくると思います!
そこから習慣化していきたいです。
勇気づけが必要な理由4つ
1、子どもが自立する
2、子どもが自分のことを好きになる
3、子どもが自分の力を信じられるようになる
4、親のことを信頼するようになる
アドラー心理学の子育ては「叱らない」「ほめない」というのが有名です。
それでは子どものためにならないのでは?
と思われているところもあると感じます。
私が『マンガでよくわかるアドラー流子育て』を読んで感じた「叱らない」「ほめない」は、
それが必要ないほど子どもとの信頼関係が結べているということだと考えられます。
イライラ子育てからワクワク子育てへ
『マンガでよくわかるアドラー流子育て』には、
子育てを楽しむ上で大事なことが書かれていました。
- 親の課題…夫婦問題や経済的問題など
- 子どもの課題…学校のこと、友達のこと、生活習慣など
- 共同の課題…それぞれが課題を共同にしようと提案してきたとき
基本は親の課題、子どもの課題には
それぞれは干渉しないようにすること。
例えば朝寝坊して学校に遅刻してしまうのは「子どもの課題」です。
親が怒りながら起きなさい!遅刻しても知らないよと毎日叩き起こすのは
「子どもの課題」に親が首を突っ込んでしまっている。
今後、気になってくるのは我が子がどんな友達を遊ぶようになるのか…
しかし、どんな友達と付き合うかは子どもが決めることでそのことで
何かあっても自分で乗り越えることが大事だということです。
生命や安全を脅かすことでなければ大きな心で見守っていきたいということ!
まずは親である私がやることがたくさんあります。
まずはこのイライラしてしまう自分をどうにかしよう!
だいたい自分に問題がある!
我が子がどんな子どもに、どんな大人になるのかとても楽しみです。
アドラー流子育てを達成するにはとことん子どもを観察し、知り、信頼を得ることではないでしょうか。
これは簡単なことではありません。
それでも我が子の10年20年先を見据えて実践していきたいと思います!
終わりに
我が子は現在2歳、なんとなく自我も出てきて基本質問にはまずイヤイヤと首を横に振っています笑
私自身ちょっとしたことで、ついイライラしてしまうことも多々あります。
しかし、『マンガでよくわかるアドラー流子育て』を読んでまずは自分を変えていこうと思いました。
子どもを自分の思い通りにしたいという思う気持ちが怒りに変わり、
それが親や子どもにどれだけの悪影響を及ぼしてしまうのかを常に考えていたいと思います。
一緒に成長だ♪